牛肉料理といえばすき焼きやしゃぶしゃぶなどがありますが、
ローストビーフは作り方も以外にシンプルで手作りする方も増えていますよね。
おいしいローストビーフを作るコツはローストビーフに適した牛肉の部位を選ぶこと。
おいしい手作りローストビーフための牛肉の部位の選び方をお肉のプロがご紹介します。
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ローストビーフとは?
ローストビーフは、塩などで下味をつけた牛の塊肉をオーブンでローストし食べる直前に薄く切って食べるイギリスを代表する料理。
切ったお肉の美しいロゼ色の断面も食欲をそそりますよね。
ローストビーフに適した部位とは?
冷めてから食べるローストビーフは、脂身の多い部位だと
冷めてから脂身が硬くなりなめらかな食感を損ないます。
ローストビーフに適した部位は、一般的には赤身系のもも肉。
もも肉以外の部位では、ヒレ肉やロース系のサーロインも適しています。
それでは、ローストビーフの定番部位もも肉の特徴をお肉のプロがご紹介します。
今回は、ランプの特徴をご紹介します。
ランプはどこにある部位
ランプはお尻付近の部位。
ここ数年人気がでてきた稀少部位でイチボとくっついていて2つ合わせてランイチといいます。
ランプの特徴
ランプは、※サシ※が入りにくい赤身肉なのにとても柔らかい肉質。
※※サシとは
食肉の脂肪交雑のこと。筋肉の脂肪は筋肉間、筋束間、筋線維間に沈着する。筋束間と筋線維間で肥大化した脂肪細胞の集まりである脂肪組織が、筋肉全体に霜が降るように分散していることを、脂肪交雑が良好であるという。この良好な状態のものを霜降り肉と呼び、上級肉とされる。肉眼で見えるのは筋周膜の脂肪。分散した脂肪は肉質にやわらかさを与える。肉の口触りを良くし、脂肪特有のコクを与える。牛肉は豚肉に比べて筋線維がかたいので、さしが入ることでやわらかさが増し、肉の格付の重要な要素となっている。豚肉は牛肉ほどではないが、適度の脂肪沈着のあるものが良いとされる。鶏肉はさしが入りにくいが、肉質がやわらかいので重要視されていない。日本食肉消費総合センター
ロース系などのやわらい部位の代用品としても十分なほど肉質は柔らかめ。
ロース系に比べお値段もお手頃なことから人気があります。
カロリーの低い赤身肉なので女性に人気の部位。
ランプの用途
すき焼き
肉質の柔らかさからどのような料理にも合います。
他のもも肉の部位に比べやわらかいランプは少し厚切りのスライス肉ですき焼きがおすすめ。
ステーキ
”もも肉は硬い”というイメージがありますが、ランプはとても柔らかくステーキなどの厚切りにしても十分やわらかい部位。
焼肉
もも肉はぱさぱさ感のする部位なんですが
ランプはもも肉の割にジューシーさのある部分。
それでいてロース系などのようにくどくなくさっぱりと食べることができます。
ローストビーフ関連記事まとめ
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