寒くなると食べたくなる鍋料理。
鍋料理は心も体も暖かくなって幸せ気分にしてくれる料理ですよね。
鍋料理にも色々な種類があってどの鍋にしようか迷うことってありますよね。
そこで、味の素の人気豚鍋人気レシピから
人気の野菜と食べる豚しゃぶしゃぶ鍋に使う豚バラの特徴をお肉のプロがご紹介します。あわせて野菜と食べる豚しゃぶしゃぶ鍋のレシピもご紹介しますので参考にしてください。
目次
野菜と食べる豚しゃぶしゃぶ鍋とは
・調理時間約25分
・一人前のカロリー270Kcal
「鍋キューブ」寄せ鍋しょうゆを入れるだけのコクと旨味がきいた出汁で食べる豚しゃぶしゃぶ鍋。バラ肉の脂身の旨味と野菜の甘みがあわさって豚肉も野菜もいくらでも食べられる人気の鍋料理。
野菜と食べる豚しゃぶしゃぶ鍋に使う豚バラ肉はどこにある部位?
野菜と食べる豚しゃぶしゃぶ鍋につかうバラ肉はあばら付近の部位。
豚バラ肉の特徴
豚バラ肉は、※きめ※は粗いですが赤身と脂身が3層になっていて柔らかい肉質。
脂身と赤身が三層に重なってい要るので三枚肉ともいわれています。
※※きめとは、
きめは、骨格筋を線維の方向に対して直角に切ったときの切り口で、筋束同士がくっついている様子のこと。「きめが細かい」というのは、個々の筋束の直径が小さいことを示している。筋束が細いと筋線維を束ねている筋膜も薄く、物理的強度が小さいため加熱調理した肉もやわらかい。同じ種類の肉で同じ部位で比較した場合は、きめが細かいほど肉質がやわらかく、高品質とされる。一般的に運動量が多い、あるいは強い力を出す筋肉はきめが粗い。日本食肉消費総合センター
きめが細かい=肉質はやわらかい
きめが粗い=硬めの肉質
この3層構造と脂身と赤身の適度なバランスがバラ肉特有の濃厚でジューシーな旨味をつくりだしています。
脂身には適度な甘さがあり赤身は色が濃ければ濃いほどしっかりとしたお肉の食感と旨味があります。
おいしいバラ肉の選び方
おいしいバラ肉を選ぶポイントは赤身と脂身の境目がはっきりしているものを選ぶこと。
ばら肉の3層構造(赤身と脂身)が見た目に、はっきりしている物は新鮮で味も濃くジューシー。
逆に境目がぼやけているものはお肉の鮮度が劣化していて脂こかったりするので購入の際はしっかりと観察してくださいね。
野菜と食べる豚しゃぶしゃぶ鍋の材料(4人分)
豚バラ薄切り | 400g |
白菜 | 1/4株 |
絹ごし豆腐 | 1/2丁 |
水菜 | 1株 |
長ネギ | 1本 |
人参 | 1/3本 |
えにきだけ | 1袋 |
水 | 720ml |
「鍋キューブ」寄せ鍋しょうゆ | 4個 |
野菜と食べる豚しゃぶしゃぶ鍋の作り方
①白菜、豆腐はひと口大に切る。水菜は4cm長さに切り、ねぎは斜め薄切りにする。にんじんは短冊切りにし、えのきだけは食べやすくほぐす。
②鍋にAを入れて火にかける。煮立ったら、豚肉、(1)の豆腐・白菜・水菜・ねぎ・にんじん・えのきだけをサッとくぐらせて火を通し、いただく。
*お好みでポン酢しょうゆをつけてもおいしくお召し上がりいただけます。栄養情報 (1人分)
・エネルギー270 kcal ・塩分2.9 g ・たんぱく質26.1 g ・野菜摂取量※153 g※野菜摂取量はきのこ類・いも類を除く
バラ肉と他の部位のカロリー比較
野菜と食べる豚しゃぶしゃぶ鍋に一番あうのはバラ肉なんですが、気になるのがカロリーの高さ。
豚肉は部位によってかなりカロリーに差があります。バラ肉は豚肉の中では一番の高カロリー部位。
部位別にカロリーをまとめましたので、カロリーを抑えたい方は参考にしてください。
部位 | 100gあたりのカロリー |
ロース | 263Kcal |
肩ロース | 253Kcal |
もも | 183Kcal |
ヒレ | 115Kcal |
バラ | 386Kcal |
バラ肉とその他の部位の三大栄養素比較
体に必要な三大栄養素も部位別にまとめましたので参考にしてください。
※三大栄養素=(エネルギー産生栄養素(えねるぎーさんせいえいようそ)とは
食物中に含まれる身体に必須の成分のうち、たんぱく質・脂質・炭水化物の総称。
人間の身体になくてはならない栄養素のうち、エネルギー(カロリー)源となる「たんぱく質・脂質・炭水化物」を『エネルギー産生栄養素』と呼んでいます。以前は、三大栄養素とも言われていました。なお、栄養とは、呼吸、消化吸収、排泄、運動、成長、繁殖などの生活現象を維持し、健康な日常生活を送るために必要な物質を外界から摂取し、これを利用し、不要なものを排泄しながら生命を維持していくことを指します。一方、栄養素とは、生活現象を営むために外界から摂取しなければならない物質のことであり、具体的には、たんぱく質やカルシウムなどがこれに該当します。このように、栄養と栄養素には、明確な違いがあるものの、混同もしくは誤って理解されている場合も多く見受けられます。e-ヘルスネット 参照
タンパク質 | 脂質 | 炭水化物 | |
バラ | 14.2g | 34.6g | 0.1g |
ロース | 19.3g | 19.2g | 0.2g |
肩ロース | 17.1g | 19.2g | 0.1g |
もも | 20.5g | 10.2g | 0.2g |
ヒレ | 22.8g | 1.9g | 0.2g |
※100gに含まれる量
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