韓国で人気の豚の焼肉「サムギョプサル」。
サムギョプサルは、ちょっと厚めに切った豚肉を焼いて、キムチなどと一緒に食べるのが韓国風焼肉のスタイル。
サムギョプサルはいろいろなものと一緒に食べれるということで、韓国でもとても人気です。
日本でも、韓流ブームなどもあって、女性を中心に人気がありますよね。
お店で食べるサムギョプサルもいいですが、自宅でサムギョプサルをやるときに、豚肉のどの部位を選んでいいのか迷った事ありませんか?
サムギョプサルに使う豚肉の部位は「バラ肉」が一般的。
サムギョプサルには、バラ肉の厚切りをつかいます。
でも、バラ肉の薄切りはよく見かけますが、厚切りとなると、置いてあるところが中々ないですよね。
そんな時は、バラ肉のブロックをサムギョプサル用に切ってしまいましょう!
この記事で、バラブロックのサムギョプサル用の正しい切り方をご紹介しますので是非実践してみてください。
この切り方を実践することで、「やわらかて」「おいしい」サムギョプサルになります。
この記事は、次の人におすすめです!
・サムギョプサルに使うバラ肉の特徴を知りたい!
・サムギョプサルの正しい切り方を知りたい!
では早速、はじめます!
目次
バラにはどこにある部位
バラ肉は、アバラ付近のお肉。
脂身と赤身が三層になっています。
脂身には甘み、赤身のしっかりとした旨みがあります。
サムギョプサルとは、この豚のバラ肉を焼いて食べる韓国焼肉。
サムギョプサルに使う豚バラは、脂身と赤身が交互に層をなしていることから、別名「三枚肉」ともいわれています。
サムギョプサルの語源は、朝鮮語が語源といわれいて、
・「サム」は朝鮮語の数字の三
・「ギョプ」は層
・「サル」は肉
を表します。
これを、順に並べると、「三」「層」「肉」。
バラ肉(三枚肉)を使った焼肉料理、「サムギョプサル」の語源になったといわれています。
焼肉を食べたときに、「硬い」と思ったことありませんか?
それは、切り方を間違っているのが原因かもしれません。
サムギョプサル用バラ肉の繊維の見分け方
豚肉に限らず(牛肉でも鶏肉でも)お肉には繊維があります。
お肉は、
繊維を短く切ることでやわらかくなります。
次の2つのうち豚バラブロックが柔らかくなる切り方はどちらかわかりますか?
正解は下(2枚目の画像)です。
豚バラ肉ブロックの繊維は
このように矢印方向に長くのびています。
お肉をやわらかくする正しい切り方は、長く伸びている繊維を短く切ることでやわらかくなります。
この矢印を短く切るように筋目を短く切ることでバラ肉がやわらかくなります。
切りやすいように、
このように切ってしまいがちですが、繊維に沿って(繊維に平行)切るのはNG。
2枚目のように繊維を短く切ることで、お肉がやわらかくなります。
お肉の筋目を見極められると、いろいろなお料理に応用できますので覚えておくと便利ですよ。
それでは、バラブロックをサムギョプサルにするときの柔らかくなる正しい切り方をご紹介します。
サムギョプサルに使う豚肉はバラ肉の厚切り。
大事なことなのでもう一度確認です。
バラ肉を柔らかくする正しい切り方はどちら?
もう、わかりますよね!?
2枚目が正しい切り方です。
それでは、サムギョプサルの正しい切り方をご紹介します。
サムギョプサル用バラ肉の正しい切り方
サムギョプサルは、豚バラをまずは縦に3~4等分に切ります。
そして、筋目が短くなるように横に切ってください。
こんな感じです。
サムギョプサル用のバラ肉の厚さは?
サムギョプサルは、ニンニクやキムチなどパンチのある食材とといっしょに食べるので、バラ肉のジュシーさを味わうためにすこし厚めに切るのがおすすめ!
バラ肉の厚さは、10〜15mm位がおすすめです。
サムギョプサル用のお肉はどれ?まとめ
韓国でも人気のサムギョプサル。
サムギョプサルに使う豚肉は一般的にバラ肉を使います。
サムギョプサル用おの肉は厚めバラ肉。
しかし、厚切りのバラ肉はスーパーやお肉屋さんでも、中々置いてあるところがありません。
そこで、サムギョプサル用のバラブロックの切り方をご紹介しました。
豚肉に限らず、お肉には繊維があります。
お肉の繊維は、切り方によっては繊維が口に残ってしまい硬く感じることがあります。
それを解消するやわらかくなる正しい切り方をご紹介しましたが、参考になったでしょうか?
この記事でご紹介した、
・繊維方向の見分け方
・正しい切り方
を実践できるようになると、料理がワンランクアップします。
「やわらかくて」「おいしい」料理になります。
お肉の繊維方向の見分け方は、バラ肉以外でも実践可能です。
バラ肉以外の繊維方向の見分け方は、下の「関連記事」を参考にしていただけたらと思います。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
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