豚肉料理

【プロ直伝】手作りローストポーク部位はこれで決まり!|肩ロースの特徴をお肉のプロが解説

豚肉料理といえば
すき焼きやしゃぶしゃぶなどがありますが、
ブロック肉をつかうローストポーク
作り方も以外にシンプルで
手作りする方も増えていますよね。

おいしいローストポークを作るコツは
ローストポークに適した豚肉の部位を選ぶこと

おいしい手作りローストポークをつくるための
豚肉の部位の選び方をお肉のプロがご紹介します。

ローストポークとは

ローストポークは、
豚肉の塊(ブロック)肉を
オーブンなどで中まで火を通した
ドイツ南部やオーストラリアなどの伝統料理。

ブロック肉を使うので、
旨味をにがさず
豚肉のジューシーさを堪能できる料理。

冷めてから食べるローストポークは、
脂身の多い部位だと
冷めてから脂身が硬くなり
なめらかな食感を損ないます

ローストポークに適した部位は、
一般的には赤身系のもも肉

もも肉以外の部位では、
肩ロースやロースが適しています。

今回は、
国産の肩ロース肉の特徴をご紹介します。

【プロ直伝】手作りローストポーク部位の選び方まとめ|3部位の特徴をお肉のプロが解説お肉のプロが手作りローストポークの豚肉部位の特徴をご紹介します。ローストポークの成功のコツは適した部位を選ぶこと。ローストポークに適した部位の特徴をお肉のプロが解説します。ローストポークの部位選びの参考にしてください。 ...

肩ロースはどこにある部位

肩ロースは、
ロースの隣にある部位。

※キメ※はやや粗く、
やわらかい部分と硬い部分が混在している部位。

コクがあり濃い味が特徴のお肉。

※※キメとは、
骨格筋を線維の方向に対して
直角に切ったときの切り口で、
筋束同士がくっついている様子のこと。
「きめが細かい」というのは、
個々の筋束の直径が小さいことを示している。
筋束が細いと筋線維を束ねている筋膜も薄く、
物理的強度が小さいため
加熱調理した肉もやわらかい。
同じ種類の肉で同じ部位で比較した場合は、
きめが細かいほど肉質がやわらかく、
高品質とされる。
一般的に運動量が多い、
あるいは強い力を出す筋肉はきめが粗い。
日本食肉消費センター参照

キメが細かい=柔らかい肉質
キメが粗い=肉質は硬め

 

https://jiyuujitugenblog.com/%e3%81%8a%e3%81%84%e3%81%97%e3%81%84%e8%b1%9a%e8%82%a9%e3%83%ad%e3%83%bc%e3%82%b9%e3%81%ae%e9%81%b8%e3%81%b3%e6%96%b9%ef%bd%9c%e6%9f%94%e3%82%89%e3%81%8b%e3%81%8f%e3%81%aa%e3%82%8b%e5%a4%b1%e6%95%97/

 

肩ロースの特徴

肩ロースの頭(ロースに近い部分)は、
キメも細かくやわらかい。

中心部分には
キメが細かく柔らかい
ザブトン(牛肉の稀少部位名)があり
豚肉の部位の中でも特に、
濃厚な味が特徴の部分。

残り部分(ネックに近い)はキメが粗く、
やや硬めの肉質のため
厚切りでつかう料理には不向き。

ローストポークレシピサイト
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kazu
はじめまして。私は某スーパーで精肉部門責任者歴30年のお肉のプロです。スーパーには毎日沢山のお客様が来店され色々なお肉の質問を受けます。「えッ、こんな疑問があるのか!」と気づかされることが多いです。お肉の疑問を解決して、「おいしいお肉」を食べてほしい!そんな思いから「お肉の基礎知識」などをブログで発信しています。少しでも、あなたのお役に立てたなら嬉しいです!