たくさんの具材がはいって、栄養バランスのいいカレー。
カレーの具材の中でも、特に重要なのが「お肉」。
カレー用のお肉には、いろいろな種類のがあります。
さっぱりして旨みが強い赤身やジューシーな味わいの脂身の多いお肉などがありますが、おいしくするためには、自分好みのカレーになるようなお肉を選びたいですよね。
今回は、カレーと相性の良い豚小間切れの特徴についてご紹介します。
この記事は次の人におすすめです!
・豚小間切れ肉とはどんなお肉なのかを知りたい!
・小間切れを美味しくするポイントを知りたい!
などをご紹介します。
ぜひ参考にしてください。
では、はじめます!
豚こま切れ肉とは?
豚こま切れ肉は、もも肉や肩肉、バラ肉など豚肉のいろいろな部位が混ざっているのが特徴です。
数種類のお肉が混ざっている豚こま切れ肉は、2種類以上のいろいろなお肉の味を楽しめむことができます。
色々な部位が入っているので、さっぱりした赤身の旨みだけでなく、脂身のジューシーな旨みも同時に味わえるカレーに仕上がります。
豚こま肉は、字のごとく、薄く細かくカットされているため切る手間がかかりません。
豚こま肉は薄切り肉なので、火が通りやすく時短でカレーを作りたい時におすすめの食材です。
豚小間切れ肉は、パックごとに脂身と赤身の量にバラつきがあるので、作りたいカレーのイメージに合わせて選ぶようにしましょう。
それでは、豚小間切れ肉をカレーに使う時のポイントをご紹介します。
豚小間切れ肉をおいしくする調理のポイント
どんな種類のお肉でも、カレーに使うときの基本的に調理のポイントは同じです。
豚こま切れ肉を、よりおいしく味わうために必要なポイントを3つご紹介します。
どれも簡単なのでぜひ参考にしてください。
豚こま切れ肉を、よりおいしく味わうために必要なポイント
・塩コショウを振る
・お肉は表面を焼く
・たまねぎと一緒にお肉を焼く
塩コショウを振る
お肉を炒める時には、塩コショウしましょう。
塩コショウするタイミングは、調理直前、または調理中がおすすめです。
塩コショウすることで、
・お肉から水分と一緒にくさみが抜ける
・コショウの香りが入る
・お肉のくさみを消す
などの効果があります。
お肉は表面を焼く
お肉は焼くことで、メイラード反応をおこします。
お肉の表面を焼くことで表面の細胞が破壊され、アミノ酸と糖が反応し茶色く色します。
メイラード反応で香ばしい香りになります。
そして、お肉の表面を焼くことで、肉汁などの旨みを閉じ込める効果もあります。
メイラード反応とは?
メイラード反応とは、加熱により糖とアミノ酸などの間で褐色物質の「メラノイジン」などができる反応です。
これにより食品が褐色で香ばしい風味になります。メイラード反応の特徴は、加熱温度や糖とアミノ酸の組み合わせによりさまざまな香りができることです。
メイラード反応とは
たまねぎと炒める
お肉を炒めるときには、たまねぎと一緒に炒めるのがおすすめです。
たまねぎは、お肉をマスキングする効果があります。
玉ねぎでお肉がマスキングされることで、「くさみ」を消す効果もあります。
カレーといえばインド。
いろいろなスパイスを使うインドのカレーでは、玉ねぎはスパイスの一種として使用されています。
カレーはご飯と一緒に食べるので、使う材料のカロリーが気になりますよね。
今回のカレー肉の材料の「豚小間切れ肉」のカロリーをご紹介します。
豚小間切れ肉のカロリー
いろいろな部位が混ざっている豚小間切れ肉ですが、100gあたりカロリーと栄養素は次の通りです。
豚小間切れ肉のカロリーと栄養素
・カロリー・・・236kcl
・脂質・・・16.8g
・糖質・・・0.2g
豚こまを使ったカレーのレシピ
豚小間切れ肉を使ったカレーレシピをご紹介します。
材料(4人分)
・豚こま切れ肉・・・250g
・市販のカレールー・・・4皿分
・たまねぎ ・・・(大)1コ
・じゃがいも ・・・(男爵)2コ
・にんじん ・・・(小)1本
・ご飯・・・茶わん4杯分強
・サラダ油
つくり方
1たまねぎは粗みじんに切る。
じゃがいもは皮をむいて1コを4つに切る。
にんじんは皮をむいて小さめの乱切りにする。
豚肉は大きければ食べやすく切る。2鍋にサラダ油大さじ2を熱し、1のたまねぎを強火でいためる。
焦げそうになったら水約大さじ1を加えてさらにいため、たまねぎがあめ色になるまで約10分間いためる。32に湯カップ2+1/2を加え、1のじゃがいも、にんじんを加える。
ふたをして弱火で15~20分間煮る。にんじんに柔らかく火が通ればよい。! ポイント野菜は、歯ごたえ、食べごたえを考えて大きめに切っておくとよい。
4火を止め、野菜を少し脇に寄せて、カレールーを1かけずつはしではさんで煮汁の中で揺らしながら溶かす。
すべて溶けたら豚こま切れ肉をほぐして加え、中火にかけて煮る。
好みのとろみ加減になったら、火から下ろす。! ポイントルーの成分が均等に溶け出して、なめらかな口当たりになる。
肉が堅くならないように、とろみがつくまで煮る。
5
器にご飯を1人分ずつ盛り、4をかける。
カレー肉豚小間切れの特徴まとめ
豚こま切れ肉は、もも肉や肩肉、バラ肉など豚肉のいろいろな部位が混ざっているのが特徴です。
数種類のお肉が混ざっている豚こま切れ肉は、
・いろいろなお肉の味を楽しめむことができます
・豚こま切れを使うと赤身と脂身の旨みを同時に味わえる
・薄くカットされているので切る手間がいらない
・薄切り肉なので火の通りがいいので時短で作りたいときは便利
などのメリットがあります。
豚こま切れを使う時の
ポイント①は、
・豚こま切れを炒める時には、塩コショウしましょう。
塩コショウするタイミングは、調理直前、または調理中がおすすめです。
塩コショウすることで、
・お肉から水分と一緒にくさみが抜ける
・コショウの香りが入る
・お肉のくさみを消す
などの効果があります。
ポイント②は、
・豚こま切れの表面を焼く
お肉は焼くことで、メイラード反応をおこします。
お肉の表面を焼くことで表面の細胞が破壊され、アミノ酸と糖が反応し茶色く変色します。
メイラード反応で香ばしい香りになります。
そして、お肉の表面を焼くことで、肉汁などの旨みを閉じ込める効果もあります。
ポイント③は、
・たまねぎと一緒に炒める
お肉を炒めるときには、たまねぎと一緒に炒めるのがおすすめです。
たまねぎは、お肉をマスキングする効果があります。
玉ねぎでお肉がマスキングされることで、「くさみ」を消す効果もあります。
豚こま切れは、豚肉の他の部位に比べ、値段もお値打ち。
そして、部位が混ざっているので、いろいろな部位の旨みを味わうことができます。
コストパフォマンスは抜群の食材です!
カレー肉で迷った時の参考にしてください。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
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