韓国で人気の豚の焼肉「サムギョプサル」。
サムギョプサルは、ちょっと厚めに切った豚肉を焼いて、キムチなどと一緒に食べるのが韓国風焼肉のスタイル。
サムギョプサルはいろいろなものと一緒に食べれるということで、韓国でもとても人気です。
日本でも、韓流ブームなどもあって、女性を中心に人気がありますよね。
お店で食べるサムギョプサルもいいですが、自宅でサムギョプサルをやるときに、豚肉のどの部位を選んでいいのか迷った事ありませんか?
サムギョプサルに使う豚肉の部位は「バラ肉」が一般的。
韓国料理の定番一つ「サムギョプサル」。
サムギョプサルには、バラ肉の厚切りをつかいます。
でも、バラ肉の薄切りはよく見かけますが、厚切りとなると、置いてあるところが中々ないですよね。
そんな時は、バラ肉のブロックをサムギョプサル用に切ってしまいましょう!
バラ肉のブロックだったらスーパーやお肉屋さんで購入できます。
でも、バラ肉ブロックを、どのように切ればサムギョプサル用になるのかわかりませんよね?
そこで、お肉のプロがバラブロックのサムギョプサル用の正しい切り方をご紹介します。
この記事は、次の人におすすめです!
・サムギョプサル用のお肉はどこで買えるの?
・サムギョプサルに使うバラ肉の特徴を知りたい!
・サムギョプサルの正しい切り方を知りたい!
では早速、はじめます!
目次
サムギョプサル用のお肉は何処で買えるの?
サムギョプサル用の豚バラブロックは、スーパーやお肉屋さんなどで購入できます。
サムギョプサルに使うお肉は、豚バラ肉の厚切りを使います。
豚バラの厚さは、1.5cmくらいの厚切りを使うのが一般的です。
しかし、1.5cmくらいの厚切りの豚バラは、中々ないのが現実です。
それなら、ブロックを切ってサムギョプサルにしてしまいましょう。
豚バラ肉とは?バラ肉の特徴
豚バラは、アバラ付近のお肉。
![](https://jiyuujitugenblog.com/wp-content/uploads/2020/04/1374D9FA-8F58-4AEF-A275-562516D210A1-300x237.jpeg)
脂身と赤身が三層になっています。
脂身には甘み、赤身のしっかりとした旨みがあります。
サムギョプサルとは、この豚のバラ肉を焼いて食べる韓国焼肉。
サムギョプサルに使う豚バラは、脂身と赤身が交互に層をなしていることから、別名「三枚肉」ともいわれています。
サムギョプサルの語源は、朝鮮語が語源といわれいて、
・「サム」は朝鮮語の数字の三
・「ギョプ」は層
・「サル」は肉
を表します。
これを、順に並べると、「三」「層」「肉」。
バラ肉(三枚肉)を使った焼肉料理、「サムギョプサル」の語源になったといわれています。
焼肉を食べたときに、「硬い」と思ったことありませんか?
それは、切り方を間違っているのが原因かもしれません。
サムギョプサル用バラ肉の繊維の見分け方
豚肉に限らず(牛肉でも鶏肉でも)お肉には繊維があります。
お肉を柔かくするためには、お肉の繊維方向の見分け方がです必要です。
バラ肉の繊維方向を見分けて、
繊維を短く切ることでやわらかくなります。
次の2つの画像で、豚バラブロックが柔らかくなる切り方はどちらかわかりますか?
![](https://jiyuujitugenblog.com/wp-content/uploads/2021/07/B09A95B9-5779-4AEF-A07E-129DE75BC104-300x225.jpeg)
![](https://jiyuujitugenblog.com/wp-content/uploads/2021/07/71EFD127-C739-49BD-8000-DA317B8033FC-300x225.jpeg)
正解は下(2枚目の画像)です。
やわらかくなる理由を解説します。
豚バラ肉ブロックの繊維は
このように矢印方向に長くのびています。
お肉をやわらかくする正しい切り方は、長く伸びている繊維を短く切ることでやわらかくなります。
この矢印を短く切るように筋目を短く切ることでサムギョプサル用のバラ肉がやわらかくなります。
切りやすいように、
このように切ってしまいがちですが、繊維に沿って(繊維に平行)切るのはNG。
2枚目のように繊維を短く切ることで、お肉がやわらかくなります。
お肉の筋目を見極められると、いろいろなお料理に応用できますので覚えておくと便利です。
この機会にぜひ、覚えてくださいね。
それでは、バラブロックをサムギョプサル用にするときの柔らかくなる正しい切り方をご紹介します。
サムギョプサルに使う豚肉はバラ肉の厚切り。
大事なことなのでもう一度確認です。
バラ肉を柔らかくする正しい切り方はどちら?
![](https://jiyuujitugenblog.com/wp-content/uploads/2021/07/B09A95B9-5779-4AEF-A07E-129DE75BC104-300x225.jpeg)
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もう、わかりますよね!?
2枚目が正しい切り方です。
それでは、サムギョプサルの正しい切り方をご紹介します。
サムギョプサル用バラ肉の正しい切り方
サムギョプサルは、豚バラをまずは縦に3~4等分に切ります。
そして、筋目が短くなるように横に切ってください。
こんな感じです。
サムギョプサル用のバラ肉の厚さは?
サムギョプサルは、ニンニクやキムチなどパンチのある食材とといっしょに食べるので、バラ肉のジュシーさを味わうためにすこし厚めに切るのがおすすめ!
バラ肉の厚さは、10〜15mm位がおすすめです。
バラ肉は、脂身がとても多い部位です。
脂身の多い少ないは見た目で判断できますが、おいしい豚バラブロックの選び方には、幾つかコツがあります。
選び方のポイントをご紹介します。
おいしいバラ肉の選び方
おいしいバラ肉を選ぶポイントは4つ。
・新鮮なものを選ぶ
・脂身と赤身にの境目がはっきりしている物を選ぶ
・表面がみずみずしいものを選ぶ
・ドリップが出ていないものを選ぶ
新鮮なものを選ぶ
スーパーで売られているブロック肉のパックには、
・加工日
・消費期限
が記載されています。
お肉に限らず、食品は、時間とともに劣化していきます。
通常、豚肉の消費期限は4日です。
加工日当日を含め4日が消費期限です。
なるべく、加工日当日の新鮮な物を選ぶようにしましょう。
脂身と赤身にの境目がはっきりしている物を選ぶ
バラ肉は、脂身と赤身が交互に重なる「三層構造」の部位。
この三層構造の、「脂身」と「赤身」の境目の見た目がはっきりしている物を選んでください。
「境目がはっきりしている物」は、新鮮で味も濃くジューシー。
逆に、「境目がぼやけている物」は鮮度がおちているものになります。
鮮度が劣化しているバラ肉は、適度に歯ごたえのあるお肉の食感をだす「赤身」部分がふにゃふにゃになっていることが多いです。
脂身部分も、本来のジューシーさが、脂っこいだけの味になっている物が多いです。
なので、購入の際は「脂身」と「赤身」の境目がはっきりしているかをしっかり観察してくださいね。
表面がみずみずしいものを選ぶ
新鮮なバラ肉は、表面に光沢があり、みずみずしさがあります。
バラ肉は、鮮度が落ちて劣化すると、お肉の表面が乾燥して、旨味もそれとともに飛んでしまします。
鮮度が落ちると「みずみずしさ」も失われ、食感もわるくなります。
バラ肉を選ぶ時には、
・表面に光沢がある
・表面みずみずしい
物を選ぶようにしてくださいね。
ドリップが出ていないものを選ぶ
お肉のドリップの元は「旨味成分」です。
スーパーなどで、バラ肉を買う時、赤い肉汁が出ている物を見かけることがあります。
肉汁が出ている物ほど、鮮度がわるく、肉汁といっしょに「旨味成分」まで外にでてしまっています。
バラ肉購入の際は、「ドリップ」の有無をしっかり確かめましょう。
サムギョプサル用の豚肉は何処で買えるのまとめ
サムギョプサルに使う厚切りの豚バラは、中々置いてないです。
それなら、豚バラブロックをサムギョプサル用に切ってしましましょう。
ということで、豚バラブロックの正しい切り方をご紹介しました。
バラ肉に限らず、お肉には柔らかさを左右する繊維があります。
お肉がやわらかくなる「正しい切り方」は、繊維を短く切ることでやわらかくなります。
例題として、こんな問題を出してみましたが、この記事をここまで読み進めてくれたあなたは、「完璧」に「正しい切り方」を理解できたことでしょう。
しかし、最後にもう一度確認の意味で問題です。
次の2つの画像で、豚バラブロックが柔らかくなる切り方はどちらかわかりますか?
![](https://jiyuujitugenblog.com/wp-content/uploads/2021/07/B09A95B9-5779-4AEF-A07E-129DE75BC104-300x225.jpeg)
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も解りますよね。
おいしいサムギョプサルを食べるためには、バラ肉の選び方も大事です。
おいしいバラ肉を選ぶポイントは4つ。
・新鮮なものを選ぶ
・脂身と赤身にの境目がはっきりしている物を選ぶ
・表面がみずみずしいものを選ぶ
・ドリップが出ていないものを選ぶ
この4つを頭にいれて、豚バラブロックを選ぶとハズレはないでしょう。
参考にしてください。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
バラ肉は、サムギョプサル以外にもいろいろな使い方があります。
今回は、サムギョプサルの正しい切り方をご紹介しましたが、その他の、正しい切り方は関連記事が参考になります。
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