焼いても、茹でても、煮たりするとさらに、美味しさもアップ。
色々な料理メニューに合いおいしいー豚肉。
しかも、
健康維持にも欠かせない体に大切な食材。
特に豚もも肉は100gあたりのお値段も手頃。
そのうえビタミンB1も豊富で疲労回復に役立つことから食卓に登場する機会も多いのでないでしょうか。
でも、おいしくなかったり、硬かったりとお肉選びに失敗した経験もありませんか?
お肉選びで失敗が少なくなる方法は2つ。
・お肉の部位の特徴を知ること
・料理メニューに合ったお肉の部位を選ぶこと
豚もも肉選びで失敗しないために豚もも肉の特徴とおすすめの食べ方(用途)をご紹介いします。
豚もも肉はどこにある部位?
豚もも肉は、豚の足の付け根からお尻にかけてある部位。
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形が一升徳利に似ていることから
とっくり(徳利)ともよばれています。
もも肉は外もも、内もも、しんたまに小分けすることができます。
豚もも肉の特徴
豚もも肉はよく動かす部位なので、肉質がしまっていて硬いのが特徴。
しかし、
使い方(料理メニュー)によってはおいしくなりますので参考にしてください。
豚もも肉の3つの部位それぞれの特徴をご紹介します。
外もも
外ももは、
もも肉の中でも
特に運動量が多い部分なので
※キメ※が粗く肉質は硬い。
※※きめとは、
骨格筋を線維の方向に対して
直角に切ったときの切り口で、
筋束同士がくっついている様子のこと。
「きめが細かい」というのは、
個々の筋束の直径が小さいことを示している。
筋束が細いと筋線維を束ねている筋膜も薄く、
物理的強度が小さいため
加熱調理した肉もやわらかい。
同じ種類の肉で同じ部位で比較した場合は、
きめが細かいほど肉質がやわらかく、
高品質とされる。
一般的に運動量が多い、
あるいは強い力を出す筋肉はきめが粗い。
ー日本食肉消費センター参照ー
きめが細かい=肉質はやわらかい
きめが粗い=硬めの肉質
薄切りスライスや切り落としで販売します。
外ももの一部で、ランプ部分はやわらかく厚切りにしてもおいしい部分なので
生姜焼き用で販売することもあります。
内もも
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内ももは、3つの部位のなかではきめが細かく一番やわらかい部位。
やわらかい肉質なので、一口カツやトンテキなどで販売することが多い部位です。
寒い季節になると切り落としにして鍋物用として売り場に並ぶことがおおくなります。
しんたま
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しんたまは、まるい形状からマルともいわれていて
肉質は、内ももよりもすこし硬めの肉質。
ブロック肉や切り落としで販売することが多い部位です。
うちももに比べ脂身の付き方が多いので、赤身だけのぱさぱさ感はないんですが
脂身が多い分カロリーが少しだけ高くなるのが特徴。
豚もも肉の用途
外もも
柔らかいランプ部分は、生姜焼き、焼肉に最適。
残りの部分は、
薄切りにスライスしたものをしゃぶしゃぶに
すねに近い部分は硬めの肉質なのでカレーやシチューなどの煮込み料理に合います。
内もも
3つの部位の中では一番柔らかい部位なんですが、ロースや肩ロースに比べると柔らかさでは劣ります。
一口大の大きさにすることで食感が柔らかくなるので一口カツには最適。
しんたま
柔らかさは外もも内ももの中間位なので、
切り落としで販売されているものは
・炒め物用
・カレーライス
・焼肉用に。
ブロック肉は、
・角煮
・焼き豚
・カレーやシチューに合います。
ブロック肉を切る際には、筋目に気を付けないと食感が硬くなるのでご注意が必要です。