健康診断で尿酸値が高いと言われたら要注意。
痛風になるリスクが大ですよ。
痛風は血清尿酸値が7.0mg/dLを超える状態が長い間続くと発症します。
引用:https://minds.jcqhc.or.jp/n/med/4/med0052/G0000210/0011/0013
高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン
特にアルコールを毎日大量に飲む人は
飲まない人に比べて痛風リスクが2倍になります。
特にビールは
痛風の原因とされるプリン体を多く含む飲み物なので
毎日たくさんビールを飲む方は
痛風になるリスクが高いので気をつけてください。
でも、
痛風になるかもしれないからって
大好きなアルコールを止めるのはちょっと無理。
※僕も毎日飲むのでその気持ち良くわかりますよ
じゃぁどするのよっ
って思ったあなたは
少しだけアルコールについての
勉強(知識)が必要です。
痛風になる人は
アルコールなどのプリン体を多く含むものの
食べ過ぎ飲みすぎが原因です。
プリン体の摂りすぎをいかに少なくするかに注意すればいいわけです。
ビールは一般に痛風リスクを高めるといいますが、
それは事実です。
痛風になりたくなければ
ビールを毎日大量に呑むのは
やめた方がいいですよ。
痛風リスクを少しでも低くするのに
僕のオススメは焼酎です。
なぜ焼酎は痛風リスクを低くするのか?
それでは今から
あなたもご存知のアルコール飲料の
プリン体含有量についてお話しします。
尿酸値が高い方は参考にしてください。
メジャーなアルコール飲料というと
・蒸留酒
・日本酒
・ビール
ですが
では
それぞれのプリン体含有量をご紹介します。
蒸留酒のプリン体含有量
水とアルコールの沸点の違いを利用して作る酒のことを
蒸留酒といいます。
アルコールは水よりも沸点が低く
早く気化するのでそれを利用して気化させ
気化したものを冷やして液体に戻して
アルコール度数の高い液体をつくります。
これやってできたものを蒸留酒といいます。
焼酎、ウイスキー、ブランデーなどがこれにあたります。
それぞれの蒸留酒に含まれるプリン体の含有量は次の表の通りです。
※アルコール飲料中のプリン体含量(100mlあたりに含まれる)
この表から解ることは
焼酎はほとんどプリン体を含まないアルコール飲料といえます。
痛風の人に焼酎を飲む人が多いのも頷けますし
僕がオススメする理由もこれです。
プリン体を殆ど含まない焼酎は痛風予防には
最強のアルコール飲料です。
日本酒のプリン体含有量
日本酒とは
米と麹と水を原料として作られたもの。
日本独特の製法で製造されたもの。
日本酒のプリン体含有量は次の通りです。
焼酎などの蒸留酒に比べるとプリン体含有量は少し多めですが
ビールなどの醸造酒に比べれば全然低いですよね。
ビールに含まれるプリン体含有量
ビールはいろいろな作り方がありますが
主に大麦を発芽させた麦芽を
ビール酵母でアルコール発酵させて作ります。
痛風の最大の原因とされる
ビールのプリン体含有量は次の表を見てください。
驚きなのはビールを作る会社によって
プリン体含有量にばらつきがあるのは特長的ですよね。
地ビールに含まれるプリン体含有量
地ビールとは
「手作りのビール」などを意味する
クラフトビールなどと呼ばれて
最近ではすっかり定着しましたよね。
作り方は普通のビールの製法と殆ど同じです。
旅行に行った時などに
その土地その土地ならではの
地ビール(クラフトビール)を楽しむのも
旅行の醍醐味のひとつですよね。
でも気をつけてくださいね。
楽しい気分に水を差すわけではないですが
地ビールは意外にプリン体含有量が高いものが多いです。
地ビールのプリン体勧誘量は次の表の通りです。
メジャーなビールと比べてもプリン体の含有量がすごく高いですよね。
旅行気分でも飲み過ぎには注意して下さいね。
紹興酒に含まれるプリン体含有
紹興酒は中国で製造される代表的なお酒。
中華料理などに合うお酒としてもお馴染みですよね。
何度か飲んだことがありますが
僕はちょっと苦手かなって感じです。
中華料理の濃いめの味には
まろやかさ、酸味などが合うんでしょうね。
紹興酒のプリン体含有量は次の表を見てください。
地ビールに匹敵するプリン体含有量ですね。
さすがに紹興酒飲みすぎる人いないと思いますが
飲み過ぎには注意してください。
ーおわりー