お肉料理といえば、
すき焼きしゃぶしゃぶなどがありますが、焼肉は年中食べるお肉料理として人気メニューの一つ。
焼肉屋さんで食べるのもいいですが、たまには家族や気の合う友達と周りを気にせず家で焼肉もいいですよね。
そうなると焼肉用のお肉選びは重要!
そこで、モランボンが2020年に実施したおうち焼肉でたべるランキングを参考に部位の特徴をお肉のプロがご紹介します。家焼肉の材料を選ぶ時の参考にしてください。
今回は、焼肉の希少部位牛ハラミの特徴をご紹介します。
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牛肉ハラミはどこにある?
ハラミは、腰椎に接する背中側のお肉。
ハラミは、
脂の少ない希少部位。
希少部位とは、
牛肉1頭(400~600㎏)から
わずか3㎏位しかとれない部位のこと。
サッパリ味から濃厚なものまで様ざま。
食感も歯ごたえのあるものから、
非常に柔らかい食感のものまで
いろいろな部位があります。
ハラミは牛肉の横隔膜にあたる部位で
ホルモン(内臓系)のお肉に分類されます。
ハラミとよく似たサガリも
同じホルモンに分類される部位。
焼肉店などで牛肉の部位の呼称として用いられる『サガリ』、「ハラミ」は、
いずれも牛の内臓を吊り下げる筋肉『横隔膜(おうかくまく)』に当たる部位です。
横隔膜は筋肉なので、本来赤身の一種といえますが、
内臓処理の段階で取れる部位であることから『ホルモン』に分類されることが多いです。
英語では「ハンギングテンダー(hanging tender)」といいます。
牛1頭から1本しかとれない部位で、脂身が少なく低カロリーです。
参照元はこちら
▼ハラミの特徴
内臓肉といえば
レバーなどのように、
歯ごたえがない印象がありますが、
ハラミは
他の内臓肉とは食感も味も違い
カルビのようなジューシーな旨味がある部位。
ハラミは赤身肉の割に
霜降りが適度に入っている割に、
カルビのような脂っこさがなく
赤身特有の
ぱさつき感もなく
さっぱりとしたジューシーな部位。
横隔膜の薄い部分(背中側)をハラミと言うのに対して
厚い身の部分(肋骨側)をサガリといいます。
焼き肉屋さんではほとんどが
ハラミとして商品提供されているようです。
ハラミのオススメの食べ方
焼肉で食べるのが一般的ですが
厚めに切ってステーキにしても
十分柔らかく、
ハラミのジューシーな旨味を
堪能できます。
一口サイズに切って
バーベキューなどで
串に刺して焼いても食べやすく
おすすめの食べ方です。