ハンバーグは子供からから大人まで人気のメニュー。
でも、作る工程が多く、手間がかかる料理でもありますよね。
そんなときには、一度に多めにつくって冷凍保存しておくと便利です。
この記事は、次に人におすすめ!
・ハンバーグって冷凍していいか迷っている人
・ハンバーグの上手な冷凍方法を知りたい!
・冷凍ハンバーグを上手に解凍する方法を知りたい!
ハンバーグは作りたてを焼いてもおいしいですが、冷凍保存しておくと必要な時に使えて便利です。
時間に余裕があるときには解凍して使ってもいいですし、時間がない時には凍ったまま焼くこともできます。
ハンバーグの冷凍保存と解凍方法をご紹介します。
では、はじめます!
ハンバーグの冷凍方法
ハンバーグを冷凍保存する方法は2つ。
・タネの状態で冷凍する
・焼いた後に冷凍する
どちらの方法も、正しい方法で冷凍しないと調理した時に味に差がでてしまいます。
それでは、ハンバーグの2つの冷凍方法をご紹介します。
タネの状態で冷凍
1つ目は、ハンバーグをタネの状態で、そのまま冷凍する方法です。
①ハンバーグのタネを成形して、ラップに一つずつ包む
菌の繁殖を防ぐために、ラップに一つずつ包む時には空気が入らないよにすることがポイント。
②成形したネタを、金属製のバットに載せて冷凍する
短時間で急速に冷凍するためには、熱伝導のいい金属製のバットを使うことで短時間で冷凍することができ鮮度がキープできます。
③冷凍し終わったらタッパーや保存袋などに入れ替えて再度冷凍庫に入れる
焼いてから冷凍
2つ目は、ハンバーグのに成形したタネを焼いてから、冷凍する方法。
タネの状態で保存する方法との違いは、焼いた後の粗熱を完全に取ってから冷凍するところ。
後は、タネの状態で冷凍保存する方法と同じ工程です。
①ハンバーグのタネを成形して、ラップに一つずつ包む
②成形したネタを、金属製のバットに載せて冷凍する
③冷凍し終わったらタッパーや保存袋などに入れ替えて再度冷凍庫に入れる
2つの冷凍方法でおすすめは?
2つの冷凍方法で、わたしのおすすめは、
焼いてから冷凍する方をおすすめ!
どちらも、「メリット」「デメリット」があります。
タネの状態で冷凍する方法
タネの状態で冷凍する方の、
デメリット
・季節や気温によっては劣化が早く傷みやすい
・調理する際に加熱時間が長くなる
季節や気温によっては劣化が早く傷みやすい
お肉は、お肉の表面が空気に触れる面積が大きければ大きい程劣化が早くなります。
「ブロック」状態が一番劣化が遅く、とんかつ用、薄切り、挽肉の順で劣化が早くなります。
ハンバーグのタネは挽肉。
挽肉は劣化が一番早く、季節や気温に大きく左右され痛みやすくなります。
冷凍する際に注意が必要です。
調理する際に加熱時間が長くなる
タネ(生)の状態で冷凍したハンバーグは調理時間が長くかかります。
そのため、ハンバーグが固くなったり、肉汁がでてパサパサになったりします。
メリット
挽肉料理として、ハンバーグ以外のアレンジができる。
例えば、
・そぼろ
・肉味噌
・ミートボール
など
焼いた後に冷凍する方法
手作りハンバーグは、時間の経過とともに傷みが早い料理です。
しかし、焼いて冷凍することで、
デメリット
・ハンバーグ以外にアレンジできない
ハンバーグ以外にアレンジできない
タネの状態で冷凍したハンバーグは、解凍後、色々な挽肉料理にアレンジ出来ますが、焼 いて冷凍したハンバーグは、ハンバーグとしてしか使えません。
メリット
タネの状態で冷凍する方に比べ
・劣化しにくくなる
・調理が簡単
劣化しにくくなる
一度火を通し冷凍することで、タネ(生)の状態で冷凍する方に比べ劣化がおそくなります。
調理が簡単
一度焼いているので、解凍後、温めるだけですぐに食べることができる。
冷凍ハンバーグの上手な解凍方法
冷凍ハンバーグを上手に解凍する方法は2つ。
①冷凍庫から冷蔵庫に移して解凍する
②電子レンジで解凍する
タネの状態で冷凍したハンバーグも、焼いた後に冷凍したハンバーグも基本的に解凍方法は同じです。
ただし、タネの状態で冷凍したハンバーグを解凍する時に気をつけるポイントがあります。
それぞれの上手な解凍方法を次の通りです。
タネの状態のハンバーグの上手な解凍方法
冷凍ハンバーグを上手に解凍するには、いくつかポイントがあります。
おいしく安全にハンバーグを食べるためにも、しっかりポイントをおさえておきましょう。
①冷凍庫から冷蔵庫に移して解凍する
冷凍ハンバーグは、解凍の仕方次第で風味を損なったりすることがあります。
よりできたての状態で食べたいのであれば、自然解凍がおすすめ。
冷凍ハンバーグを自然解凍するには、6時間以上は必要です。
もし、今夜食べる予定であれば、前日の夜か当日の朝に冷凍庫から冷蔵庫に移しておくと自然解凍できておいしく食べることが出来ます。
②電子レンジで解凍する
タネの状態の冷凍ハンバーグの上手な解凍方法
タネの状態の冷凍ハンバーグは、完全に解凍すると、形が崩れることがあります。
電子レンジで解凍する場合は、半解凍くらいにしておくのがベスト。
タネの状態のハンバーグを電子レンジで解凍する時は、半解凍するのがポイントです。
焼いた後に冷凍したハンバーグの上手な解凍方法
一度焼いているハンバーグでも、中までしっかり火を通さないと食中毒の危険があります。
電子レンジしっかり中まで温めましょう。
自然解凍できたかの判断方法
簡単な方法です。
触ってみて、固さがなければOK!
自然解凍できてます!
冷凍ハンバーグの賞味期限は?
冷凍ハンバーグは、「タネの場合」と「焼いたあとの場合」と賞味期限がちがいます。
賞味期限が分かるように、冷凍保存袋などに、きちんと日付を書いておきましょう。
それぞれの諸み期限は、
タネの状態の冷凍ハンバーグ・・・約2週間
焼いた後の冷凍ハンバーグ・・・約1ヶ月
位が目安です。
ハンバーグ冷凍保存方法めとめ
ハンバーグは作りたてを焼いてもおいしいですが、冷凍保存しておくと必要な時に使えて便利です。
時間に余裕があるときには解凍して使ってもいいですし、時間がない時には凍ったまま焼くこともできるので、ハンバーグの冷凍保存はとても便利ですよね。
ハンバーグの冷凍保存方法は2通りあります。
・タネの状態で冷凍保存する
・焼いた後に冷凍保存する
冷凍する時のちょっとした違いや、解凍する時、賞味期限なども少し違うのでまとめて見ました。
タネの状態の冷凍ハンバーグ | 焼いた後の冷凍ハンバーグ | |
冷凍方法 | 1つずつラップに包む | 粗熱を完全に取った後に1つずつラップに包む |
解凍方法①自然解凍 | 使う前日か当日の朝に冷凍庫から冷蔵庫に移す | 使う前日か当日の朝に冷凍庫から冷蔵庫に移す |
解凍方法②電子レンジ解凍 | ハンバーグの中心部分まで温まればOK | 形が崩れやすいので半解凍がおすすめ |
消費期限 | 約2週間 | 約1ヶ月 |
ハンバーグの冷凍、「タネの場合」と「焼いた後の場合」の違いは上図の通りです。
手作りハンバーグを冷凍する時は是非参考にしてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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