ダイエット中でも焼肉が食べたい!
そんな肉好きなあなたに、ダイエット中でも焼肉を我慢せずに食べるために牛肉の部位別のカロリー比較をまとめてみました。カロリーが予めわかっていると少しは罪悪感が減ると思うので参考にどうぞ!
焼肉といってもロース、カルビ(バラ)、ももなど色々な部位がありそれぞれの部位によってカロリーにかなり差があります。まずは、次の部位別のカロリー比較をみてください。
目次
部位別のカロリー比較
部位 | 100g当たりのカロリー量 |
バラ | 371kcal |
サーロイン | 298kcal |
肩ロース | 240kcal |
リブロース | 231kcal |
ランイチ | 234kcal |
肩 | 180kcal |
もも | 165kcal |
ヒレ | 133Kcal |
カロリーを比較してみると、カロリーが高い部位は脂が多い部位のバラ肉とロース系のお肉。逆に低い部位は、脂身が少ないヒレ肉などの赤身系の部位。やっぱり、おいしいもの(カロリーが高いもの)は体に悪いんですね。
それでも、おいしいお肉が食べたいですよね。
赤身系のお肉でも、おいしい部位がありますのでそれぞれの部位の特徴をご紹介します。
焼肉を選ぶ時の参考にしてください。
ヒレ肉の特徴
ヒレ肉最大の特徴は、とにかく”やわらかい”こと。
脂身がほとんどない赤身肉なのに、とてもやわらかく牛肉の部位のなかでは1番のやわらかさ。
赤身肉なのでカロリーも少なく、ダイエット中の方にはおすすめの部位。
“シャトーブリアン“は真ん中部分にある身の厚い高級な部分で、
牛肉1頭からわずかしかとれないとてもやわらかい超稀少部位。
ヒレ肉はどこにある部位
ヒレ肉は、サーロインの下にある運動量の少ない部位。
フランス語で“フィレ“、英語は“テンダーロイン“と呼ばれています。
シンタマの特徴
うちももとよく似ていて、柔らかく赤身肉の特有のさっぱりとした味わい。
脂身も少なくカロリーも少なめの部位。
部分部分によっては柔らかいところとすこし硬めのところがある部位。
シンタマはどこにある部位?
外ももの内側にありもも肉の一部分。
稀少部位トモサンカクや、シンシンなどのもこの部位の一部。
うちももの特徴
うちももには脂が殆どなく、サシ(霜降り)は少ないが肉質は柔らかめ。
全体が赤身肉なのでサッパリした肉質でカロリーも低くヘルシーな部位。
他のもも肉(外もも、マル)は部分部分で柔らかさにバラつきがあるが、柔らかさにばらつきがないのもうちもも特徴。
うちももはどこにある部位?
うちももは、牛の後ろ足にあり外ももの内側の部位。
ランイチの特徴
ランプは、※サシ※が入りにくい赤身肉なのにとても柔らかい。
ロース系などのやわらい部位の代用品としても十分なほど肉質は柔らかめ。
ロース系に比べお値段もお手頃なことから人気があります。
カロリーの低い赤身肉なので女性に人気の部位。
ランイチはどこにある部位
ランプはお尻付近の部位。
ここ数年人気がでてきた稀少部位でイチボとくっついていて2つ合わせてランイチといいます。
リブロース特徴
リブロースは、牛肉の中で一番霜降り(上質な脂)がはいる部分。
上質な脂は、濃厚で旨味があり肉質はとても柔らかい。
特に肩ロース側の身の厚い部分は、霜降りがつよく入っていてとてもジューシーな部分。
“リブ“ “ロース“の語源で、”リブ”は英語の「rib(肋骨、あばら)」
”ロース”は「roast(焼く)」から来ています。
リブロースどこにある部位?
リブロースは、肩ロースとサーロインの間にある背中部分のお肉。
肩ロースの特徴
肩ロースは、1本の中でも部分によって特徴が違うのでご紹介します。
首(ネック)部分は、よく動かすのでキメが粗く少し硬めの肉質。
背中側(ロース側)に近づくにつれて徐々に霜降り(上質の脂)が入り柔らかい肉質になっていきます。
脂身と赤身肉が混ざり合う真ん中部分は濃厚な味で柔らかな肉質。
牛稀少部位のザブトンも真ん中部分にあり、肩ロースの中では一番高級な部分。
肩ロースはどこにある部位
肩ロースは、首から背中付近の部位。
サーロインの特徴
適度な霜降り(サシ)があり、お肉のきめは細かく肉質は柔らかい。濃い味と旨みがあり、口の中でとろける美味しさ。
似た肉質のリブロースは”濃厚な美味しさ”なのに対して、サーロインは、適度な霜降り具合が”あっさりとした美味しさ”。
サーロインはどこにある部位
サーロインは、リブロースとランプ(もも肉)の間にある部位。
サー、ロインの“サー“の語源は、
その由来は、この肉を食べたヘンリー8世が、あまりの美味しさに「この肉(腰肉:ロイン)に『サー(Sir)』の称号を与える」と言ったのが始まりと言い伝えられています。
『サー』とは、イギリスの叙勲制度における栄誉称号の一つで、ナイトないし准男爵に与えられる称号のこと。ことイギリスにおいては勝手に名乗れるものではなく、イギリス国家から正式に認められた男性しか名乗れない、格式あるものです。exciteニュース
“ロイン“は腰の肉という意味で腰周りのお肉。
肩バラの特徴
肩バラは、肩ロースに接している部分で脂身が多く霜降り豊富な三角バラと濃い旨味の赤身肉ブリスケに小分けすることができます。
三角ばらの特徴
これが、三角バラ。三角形の見た目から三角バラとよばれています。
画像手前の身の厚い部分は、肩ロースで最も高級で希少部位のザブトンに近く、霜降りも豊富でカルビの中では特に肉の旨味と脂の甘みがありやわらかいのが特徴の希少部位。見た目の霜降りの多さの割には、それ程脂っこさは感じられない不思議な部位。
焼肉屋さんでは、上カルビとか特選カルビとして提供されています。
ブリスケの特徴
前足近くの胸部にあたる部位。柔らかい部分としっかりした旨味と歯ごたえのある赤身肉。
柔らかい部分と少し硬い部分があるので、スーパーで同じ部位を買うときには、お肉の色の違いでお好みのお肉を見分けてください。
色が濃いものは硬めで明るい色のものが柔らかめなので見比べて買ってくださいね。
外バラの特徴
焼肉屋さんでカルビとして提供されている殆どがこの部位。
外バラの脂身は、三角バラのようにさっぱりとしたものではなく、こってりとした濃い旨味のあるのが特徴。肉好きにはおすすめの部位ですが沢山は食べられないかもしれません。
中(内)バラの特徴
中バラは、ヘッドバラ、カイノミ、ショートリブに分けることができます。それぞれの特徴をご紹介します。
ヘッドバラ
三角バラに繋がっている身が厚く霜降り豊富な部分。三角バラと同じ脂の旨味と甘みのある霜降り肉。
カイノミ
ヒレに近い中バラの後ろの部分。霜降りは少ないですがとても柔らかく肉の旨味を感じることができます。形が貝の形に似てることからカイノミと呼ばれています。焼肉屋さんでは、上カルビとして提供されています。
ショートリブの特徴
ヘッドバラとカイノミを除いた中バラの真ん中部分のお肉。バラ肉特有の赤身と脂身が層になっていて脂身の旨味と甘みをしっかり感じれる部分。
焼肉用部位のカロリーまとめ
焼肉用部位をカロリーの低い順にご紹介しましましたがすこしは参考になりましたか?
ダイエット中でも食べたいのを我慢するのはストレスになります。
部位別のカロリーを知るだけでも食べるときの罪悪感を減らすためにも、このブログを参考にしてください。
最後までお読みいただきありがとうございます。