焼肉は好きだけど、脂の多いロースやカルビは苦手。そんなあなたには脂が少ないもも肉がおすすめ。
焼肉につかうもも肉の部位には、内もも、しんたま、ランイチなどがありますが、肉屋の私がおすすめしたいのはランイチを2つに小分けした内の一つイチボです。
今回は、脂身が少なくやわらかい焼肉用の希少部位イチボの特徴をご紹介します。
焼肉屋さんでメニューを選ぶ時、自宅で焼肉をする時の参考にしてください。
希少部位とは
希少部位とは
牛肉1頭(400~600㎏)からとれる量が3㎏以下の部位のこと。
サッパリ味から濃厚な味なものまで様ざま。
食感も、歯ごたえのあるものからとても柔らい食感のものまでいろいろな部位があります。
希少部位イチボは牛肉のどこの部位?
牛肉のお尻の部分でランイチを2つに小分けしたうちの一つ。
ランプとイチボをあわせてランイチという部位になります。
これが脂をとった状態のイチボ。
もも肉のなのに、適度に霜降りがある部位。
希少部位イチボの特徴とは?
赤身肉のもも肉は硬いイメージがありますが、イチボは位置的にサーロインに近い部位なで
ロース系に似た食感。
サーロインのやわらかさと脂身のジューシーさともも肉の特有の歯ごたえもある部位。
イチボのカロリーは?他の部位との比較
イチボは赤身肉なので、サーロインやリブロース肩ロースなどの脂分の多いロース系に比てカロリーも控えめ。他の部位との違いをまとめたので参考にしてください。
※ランイチを参考に
100g当たりのカロリー量 | |
リブロース | 231kcal |
肩ロース | 240kcal |
サーロイン | 298kcal |
バラ | 371kcal |
肩 | 180kcal |
もも | 165kcal |
ランイチ | 234kcal |
ヒレ | 133kcal |
イチボのおすすめの食べ方
イチボは赤身肉の割には脂身もほどよくあり柔らかいので、ステーキや焼肉がオススメです。
ステーキで食べても十分やわらかく噛んだときに溢れ出る肉汁は牛肉の赤身本来の旨味を
感じることができます。
希少部位が少し浸透してきたことでシールで稀少部位をアピールしているスーパーが多くなりました。
イチボシールをみつけたら即買いしてくださいね。美味しさに感動すること間違いなしです!
イチボの値段は?
気になるイチボの価格ですが、牛肉のランクとか住んでいる地域にもよりますが、
国産牛は
100gあたり480〜580円
和牛は
100gあたり680~780円
位ではないでしょうか。
希少部位まとめ
ダイエット中や体重が気になっても希少部位イチボはカロリーも低く
おいしい牛肉が食べた~い
と思った時は今回紹介したイチボは超おすすめです。
赤身であってもサーロインなどに引けを取らない柔らかな肉質やジューシーなおいしさにきっと満足すると思います。
焼肉屋さんに行ったときには是非、チェックしてみてください。